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かのこん (MF文庫J)

[ 文庫 ]
かのこん (MF文庫J)

・西野 かつみ
【メディアファクトリー】
発売日: 2005-10
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
かのこん (MF文庫J)
西野 かつみ
カスタマー平均評価:  4
あなたと合体したい!(憑依的な意味で)
アニメ化決定とのことで1巻から予習。 …エロいっす!めがっさエロいっす! 特に擬音が!たゆんとか。たゆんとか。たゆんとか! ただそうなるとエロいだけ…に堕した作品も数多くありますし、このような王道的な恋愛モノも古今東西で書かれているだけに出尽くした感もあります。まぁ、正直エロだけ追求するならエロゲでじゅうぶ(ry が、この作品がここまで読者をひきつけるのは、作者による繊細な心理描写と心配りのできた文章構成だと思います。読んでいるこちらが気恥ずかしくなるような恋愛描写と、その裏で進むファンタジーな展開の両面で楽しませてくれます。 あと寸止め。巻を追うごとに少しずつエロくなるこの構成はとっても財布泣かせです……この作者できる!
彼女が、こん、と咳をしたら巨乳が……
『かのこん』です。シリーズ化されていて、その第一巻です。 学園ラブコメ、ということになりますが、確かにかなりエロいです。 主人公の少年が、巨乳の先輩に強引に迫られ……という基本展開ですので。 その他キャラクターや、学校の謎が明かされていくストーリーも確かにいいのですが、エロの部分で読者を選んでしまう、ということはあるでしょう。 そのエロの性質なのですが。 あまりチラリズム的ではありません。割とモロ系です。とはいってもライトノベルですから、そんな過激な部分までは踏み込まないですが。 続刊でキャラ、ストーリー、エロなどの要素がどうヒートアップしていくかは考慮せず、第一巻だけの評価として、控えめですが☆3としておきます。
確かにえろえろだぁ?
現在6巻まで出てて、読み終えたので感想をば。 凄くエロいです。巻を重ねるたびにエロ度もアップしていきます。 しかし主人公がヘタレです。ですが、一線を越えないように理性を保てるのはある意味 漢(おとこ)かもしれません。^^; 面白かったのは性欲を母性でカバー、ぱいぱいぷ? この作品、エロが注目されがちですが、そんな事も無く、エロが無くても面白いと思います。 ストーリー、練られた展開と読んでて気持ちいいです。 特に、書き方が「ほんとに新人さん?」ってくらいに上手いですね。 小出しされる伏線へのネタフリの情報量も多すぎず少なすぎずで、「この後いったいどうなるの?」 みたいな書き方は、かなり物書きとして慣れてないと書けないと思います。 えろがドギツクなって行くので、耐性が無い人には不向きかもしれませんが、 物語はとても面白いのでかなりオススメしたい作品ですね。
こういうの大好き!!
なんてゆーか、一言で表すと非常にエッチです。といっても純愛さわやか路線(?)で読んでいて楽しくなってしまうような小説です。 田舎から転校する主人公、それに迫るぷるるんでぼよよんな先輩と この二つの要素だけでも十分! そこにさらに妖怪という隠し味が加わって(しかも耳つき)なんともうらやましい状況です! ただ、主人公がヒロインに抱く想いが多少不鮮明なままラストに向かってしまったので星四つです。 もちっと想いを確信するような出来事の描写がほしかったです。  でも、それ以外は文句なしに楽しい内容ですのでどうぞ読んでみてください。

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

[ 文庫 ]
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)

・成田 良悟
【メディアワークス】
発売日: 2003-02
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
成田 良悟
カスタマー平均評価:  4
そんなに面白くは無い
ストーリーについて言及すれば、言われるほど面白いとは思いませんでした。 群青劇ということで様々な人物の思惑や心理が交錯し収束に向かっていくというお話。 衝撃や感動も覚えることなく読了しました。 このままでは星一つなのですが、僕がこの作品において評価したいのは文章です。 一見稚拙でレベルの低い文章に見えるのですが、実際はとても計算された文章であることがわかります。 流れるような文章なのです。脳裏にアニメーションが映るような感覚でした。 その点においては作者の力量に驚かされました。 まだ若いのでこれからの活動に期待したいところです。
飛ぶ!!
久し振りにテンションが超高くなる本だった!毎日新刊出してほしいくらい好きだ!! 文章から目を放す事ができなくて学校で先生に怒られまくりました・・・。 出てくる登場人物がいっぱいいるのですが全員大好きです。 悪役でも大好きです。絶対読むべし! イラストも巻を増すごとにメチャメチャうまくなってかっこいいと思う! 生きててよかった―――とマジ思った!絶対読むべし!!
面白いけど…
アニメを見て、小説の方にも興味を持ったので 買ってみました。小説にもあの空気感やテンポのよさは健在で、 伏線が絡み合うストーリーは読みごたえがありました。 ただ、戦闘の描写がいまいちだったり、 文章の構成がおかしいところが気になります。 中でも一番気になるのはキャラ名などの間違い。 この巻だけでも嫌気が差すほど誤字の嵐。 サラッと読んだだけでも気付くような間違いが修正されていないので、 編集の人は1回でも読んだのか…?と疑わずにはいられません。 続きも買うつもりでしたが、ずっとこんな調子かもと思うと うんざりします。次巻の購入はちょっと考え中。
純粋に面白い作品である
 まあ僕はアニメ版を見て、それが面白かったのでこの作品に手を出した。そうじゃなかったらたぶん読んでない。  まあ読んだら読んだで面白い小説でした。登場人物が異様に多いんだけど、しかしその絡ませ方が巧く、ところどころクスリと笑わせてくれるところもある。何よりも疾走感があっていい。勢いのある話が好きな人には大変お勧め。  まあしかし残念ながら、小説作法(?)が守られてない点が多々気になるところがありました。僕が読んだ限りでは二箇所程あったんだけど、これがあまりにも酷すぎる。僕の持っているのは第13版なんだけれど、そこでもまだ修正されていませんでしたと。  まあというわけで星三つなのですが、個人的には超お勧めです。
感動した。
ライトノベルを読んでいて、ストーリーそのものに感動することは多々あったのですが 話のうまさとしての作者の手腕にこれだけ感動したことは本当に初めてでした。 偶然が重なりまくって必然を生む、実は誰も気付いていないけど、目の前の友人が諸悪の根源、だなんていう、ある意味で破綻しまくったストーリーをきちんとまとめ上げている。 尚且つ作者の成田さんは筆が早いことで有名なので、続編まで待たされる時間が他の作品に比べると大分優しいものになっている、ということで、今からライトノベルを読みたいと思っている人には是非オススメしたいです。 1巻だけでも充分面白いのですが、ひそかに、少しずつ、色々な巻にばら撒かれている伏線がまた上手く、とにもかくにも3巻までは読んでいただきたい。 そこからは多分、私がオススメしなくても購入されると思うので。

かのこん(2) (MF文庫J)

[ 文庫 ]
かのこん(2) (MF文庫J)

・西野 かつみ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-01-25
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
かのこん(2) (MF文庫J)
西野 かつみ
狐印
カスタマー平均評価:  4
このレーベルのラノベだからこそですが……
『かのこん(2)』です。たしかにH度がアップしているかも、です。 表紙イラストからして、ヒロイン二人に胸を押しつけられて……ですし。 巨乳のメインヒロインちずるに加えて、本書ではスレンダーな新キャラが登場し、いわゆる三角関係のようになります。お約束ですが。 プレゼントの素材がアレでちずるが○イ○ンだったり、400年生きていてこの性格なのに○○だったりと、ご都合主義もアリとはいえすごいです。 これをやったら受けるだろう、というのを本当にやっちゃっていますので。 それ以外の部分に関しては、1巻で登場した脇役キャラの扱いが、ただドタバタするだけでもう一つだったように感じます。 ただ、新キャラにより色々伏線らしきものが張られたので、今後に期待をもたせる内容となっています。
読んでるこっちが赤面しそうな
2人のバカップルぶりは1巻から現状維持。 いや、3人目が加わり、若干の荒れ模様? もう少し心理描写に掘り下げの欲しい私としては、 2人の気持ちの掘り下げがなされぬままに 強引な三角関係に突入し、2人の関係がなし崩し的に 深まっていく、という展開は正直少し不満。 しかし、ストーリー自体はよい方に転がりつつあるように感じる。 本巻ラストの方で強烈な伏線が張られ、先が気になる。 ここからどのように広げていくのか、作者の手腕に期待です。
バカップル物語
 冒頭から狐っ娘ちずるが耕太にラブラブ攻撃を・・・  そして、二章から登場のツンデレ狼少女との三角関係が始まる。  なんか読んでいて、某電撃文庫の「護くんに・・・」にイメージがかぶりましたね。  主人公(小山田耕太)=吉村護 ヒロイン(源ちずる)=鷹栖絢子 ヒロインのライバル(えぞ森望)=エメレンツィア に見えます  収録イラストはちょっとHです。  作中で様々な伏線が出てきましたので次巻にも期待大ですね。
相変わらず・・・
晴れて恋人同士になったお二人(なにをいまさらというぐらい以前からいちゃついていたが)には静かな学園生活など待っているはずもなく、 新たなオオカミ妖怪兄妹によってまたもやハプニング発生!? 特に妹の方の望(スレンダー系)が主人公に迫ってちづる先輩はやきもき! 二人の強烈なラブバトルの始まりですよ。 ちなみにお色気全開!! 不鮮明だった事柄も徐々にその姿を現し始めます。 今回の見所のひとつとして理科室でのオシオキシーンがあります。 どんなオシオキかは見てのお楽しみ! 絶対に期待を裏切らない展開になっております。(笑)
ハードに迫ってくる感じが、桃源郷。
一巻を手にせず、いきなり2巻から参戦しました かのこん。 ライト小説でエロイ感じが溜まりません。  #実際は色々と溜まりますが。 男と女一つになったり、喧嘩したりと大忙しです。 まぁ、プレゼントの話が(手編みのマフラー素材に訳あり) があるので、もしかしたら、バレンタインディを前に 模擬的な気持ちにさせるために発刊させたのかも と邪推してしまったり。 ハーレムエンドのハッピーエンドが好きには 受け入れられる感じです。

バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)

[ 文庫 ]
バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)

・成田 良悟
【メディアワークス】
発売日: 2003-09
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)
成田 良悟
カスタマー平均評価:  5
鈍行編の裏には狂った愛の物語があった!!
鈍行編でスカッとした後には特急編でしみじみと…て、ラストまでが怒涛の展開なので最後の数十ページで脈を整えながらしみじみとする…と言った方が正しいですね。鈍行編と比べると、グロさも、人の黒い部分も増えているとおもいますが、振り幅が増えた分だけの結末が待っています。それと、レイルトレーサー(と、取りあえず言っておきます)の発言に、「フムフム、ナルホド…いや、やっぱり何言うとんねん、コイツ!!」なんてツッコミながら読んでも面白いかと(☆_☆)。
「鈍行編」はこいつのためにあった!!
正直、イマイチ煮え切らなかった「鈍行編」…… どんな裏話が…… 「えぇッ!!!???」 「鈍行編」で目立たなかったキャラ達が、 実はトンデモない素顔で暴れまくってます。 ライノベファンとして、いえ、読書家として 「読まずに死ねるか!」 な一作です、こいつは。
鈍行編の裏側"レイルトレーサー"編
今回は前作の鈍行編で分からなかった怪物が主人公の一人となります。
予想を遥かに裏切る"レイルトレーサー"の怪物ぶりに笑いが止まりませんでした。
ここ最近のライトノベルのキャラの中で指折りのキャラだと思います。
他の主人公である少年チェスや無賃乗車のレイチェルも微妙にいい味を出しています。
まあ二人とも所詮怪物の引き立て役と言ってしまえばそれまでなんですけどね。
というかジャグジーもラッドたち白服もシャーネたち黒服も不死者ですらも全て怪物の引き立て役にさせられてます。
それくらい怪物のキャラが強烈に立ちまくりで凄い素敵です。
あの列車の裏側は・・・
前作の鈍行編ではわからなかったあの怪物の正体が明らかに。
この、バッカーノという作品にふさわしくいイカレっぷりだと思います
あの列車の裏側は・・・
前作の鈍行編でわからなかったことがだんだん明らかになっていきます。
このバッカーノにふさわしいクレイジーな作品で、とてもいいと思います。

バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)

[ 文庫 ]
バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)

・成田 良悟
【メディアワークス】
発売日: 2003-08
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)
成田 良悟
カスタマー平均評価:  4.5
全員セガールの『暴走特急』
映画で例えるなら『パルプ・フィクション』『SMOKIN' ACES』それらの構成を『暴走特急』にぶちこんだ。もしくは漫画『ワイルダネス』1巻を『ベル☆スタア強盗団』3巻に押し込めた。そんな印象を受けました。各々の思惑が交差し、ねじれ、1本のロープになり、やがて綻ぶ。そこにライトノベルの良き点(無茶を行い、それを許容できる)であり、同時に悪き点(無茶すぎると現実味が薄れ萎える)でもある両刃の剣を織り込んであるように思います。普段ライトノベルやゲームなんかにあまり縁のない人は『不○』だとか『○○○を○○る』だとかを受け入れるのに、少々時間はかかるかもしれません。私個人は『線路の影をなぞる者』のあまりの超人ぶりに少なからず恥ずかしさも感じました。あぁ…年をとったのだろうなぁ…。
アニメが楽しみ!!と思ったら、WOWWOWかい!?
相も変わらずこの構成力とキャラクター。驚嘆ですな。でも、何て言うんですかね、成田さんのキャラってぶれないから良いと思うんですよ。良い奴悪い奴狂った奴一杯いるんですが、みんな自分の信念に基づいて行動するから最後までぶれないんですよね。そいで、そんなキャラクター達と最後まで駆け抜けるとすんごいスカッとして、その夜よく眠れそうな気持ちになります。でも、特急編では…
2作目で傑作排出!!
デビュー作「バッカーノ!」の続編にあたりますが、 活躍してるのは脳天気カップルだけです。 不老不死を扱った1作目の設定をうまく引き継ぎ、 それ以上の登場人物たちが溢れかえります。 「鈍行編」ですが、十二分にハイスピードな展開。 ところどころ「あれ? 判んない展開が」という部分もありますが、 それは「特急編」でタネ明かしが……。 「木更津キャッツアイ」の表・裏の感覚でしょうか? 20歳そこそこでこの筆致、末恐ろしい作家が出てきたものです!!
第一作より面白い!?
前作「バッカーノ!」は「バッカーノ!1931」の序章と言っても過言ではない。と言い切っても良いでしょうか?
第9回電撃ゲーム小説大賞 金賞受賞の前作「バッカーノ!」を読んで、1巻で見切りをつけてしまった人は後悔して下さい。

"不良集団"と"革命テロリスト軍団"と"ギャング"が、
それぞれの目的を持って食堂車両へ向かう瞬間の
これからバカ騒ぎが始まるぞ!!っていうワクワク感がたまりません。

この小説、良くも悪くも人が死んでもあんまり重くない
ハードじゃなくってライトのバカ騒ぎとキレッぷりを楽しめる方は是非バッカーノ!1931「鈍行編」をオススメします。気に入れば、続けて「特急編」もゲットの方向で

でも、この小説って「バッカップル」二人の会話を楽しめるか、苛立つかのどちらかで評価が分かれるんじゃないかなぁっと思います。
大当たり!
「パルプ・フィクション」や「ロック、ストック&ツー・スモーキング・バレルズ」のノベライズのような作品。

題名どおり、舞台は1931年のアメリカ。
"不良集団"と"革命テロリスト軍団"と"ギャング"と"泥棒カップル"が乗り込んだ大陸横断特急「フライング・プッシーフット」で事件が起こる。

本編を異なる視点から書いた続編の特急編も読めば、よりいっそう本作楽しめます。


かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく (MF文庫J)

[ 文庫 ]
かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく (MF文庫J)

・西野 かつみ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-04
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
かのこん〈3〉ゆきやまかぞくけいかく (MF文庫J)
西野 かつみ
カスタマー平均評価:  5
バカップル物語パワーアップ
 今回も新キャラ登場、  お母さん?ちずるの義母 妖狐玉藻  女忍者ーちずるの部下?軍団で登場(雪女)  妹?耕太の妹?  耕太とちずるのバカップルぶりはパワーアップ  こんどは赤ちゃんプレイ?  ストーリー的にもエッチ度もパワーアップで今後が楽しみな内容ですす。

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

[ 文庫 ]
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

・野村 美月
【エンターブレイン】
発売日: 2006-04-28
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 品切れ中
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
野村 美月
竹岡 美穂
カスタマー平均評価:  4.5
文学少女と知ったかぶりの読者
「私はただの『文学少女』よー」 謙虚にして不遜、颯爽たる決め台詞が印象的な自称文学少女、他称本を食べる妖怪・遠子先輩が、古今東西の文学作品に絡めて複雑に入り組んだ人間心理を紐解いてゆく学園ミステリ連作。 文学少女という今時絶滅危惧種な遠子先輩と、元美少女作家で訳ありの過去を抱える後輩・心葉のやりとりが面白い。 清楚な見た目を裏切る滔々たる饒舌が素敵な遠子先輩が、読書感想を味覚という斬新な切り口で表現するシーンはどれも新鮮。 自分が今まで読んで来た本が味覚という違った観点から切り取られると「こういう感じ方もあったのかあ!」と感動します。 食べちゃうほど本が好きってあおり文句は最初イミフだったんですが、「私は目で見て心で感じてから本を味わって食べるのよ!」と豪語する心意気にはへへーっと平伏。 可愛いパッケージに反し個々の巻で語られる内容は人間心理メイン、愛憎どろどろで重かったり暗かったりするのですが、キャラクターの明るさや前向きさ(特に遠子先輩の)に救われてます。 心葉と遠子先輩の微妙な関係も微笑ましい。 ただの先輩後輩にとどまらず、かといって恋愛ともちょっと違う。 心葉が先輩に向ける感情で一番近いのは憧れなんだろうけど、相手は食いしん坊妖怪だから尊敬は余り入ってない。 遠子先輩と心葉が放課後の文芸部でしっぽり戯れるシーンは「私もこんな部活に入りたかったなあ」と無性に羨ましくなります。 事件を解くキーとなってるのは今や死語と化した文学作品ですが、本書自体は良い意味でラノベ文体ですらすら読めるので、これでブンガクに興味を持った中高生が人間失格や嵐が丘を手にとってくれるといいなあと思います。
人生に文学は必要か
この"文学少女"シリーズは現在5巻まで文庫化されてますが、私はほぼ1週間で全て読みきりました。 読書家の人にとっては「ライトノベルの5冊くらい3日で読めるわ」という人もいらっしゃるでしょうが、普段漫画しか読まない私にとっては驚異的なペースだったと思います。 それくらい熱中して読みました。 "文学少女"の名のとおり、各巻ともある既存の文学作品を主軸に物語が展開していき、この第1巻では太宰の『人間失格』が扱われています。 『人間失格』を読んだことのある人には察しがつくかもしれませんが、この"文学少女"シリーズでは、んーなんといったものか、 「自称正常な人間からみると異常な」人たちが推理小説で言うところの犯人として2巻以降も登場してくるのですが、 探偵役として登場するのが単なる"文学少女"という構図はなかなか面白いですね。 論理は特になし、感性だけで犯人(この表現は正確さにかけるのですが)に語りかけ、諭す。 一見すると、というか落ち着いて考えてみても「ご都合主義」以外の何物でもないのですがこれがなかなか心地よい。 そしてこれこそ"文学"のもつパワーなのかなと思うのです。 文学的な要素をもったライトノベル。 普通のことのようでなかなかないものの好例ではないでしょうか。 このレビューのタイトル「人生に文学は必要か」という命題は少々仰々しすぎる気がするのですか。 それについて考えてみようと思ったきっかけがこのシリーズでした。 そしてより多くの本を読んでみようと思ったきっかけも。 このシリーズに触れた人が私と同じように考えてくれたら嬉しいです。 最後に、遠子先輩可愛すぎます。電車の中で鼻血出そうになりました。
ターンオーバー
ああ、少し引っかかるけど綺麗に収まったかな。 一旦はそう思うんですよ。 しかし、この時点で、どう見てもあと1/3くらいページが残っている。 エピローグにしては長すぎるし、とてもじゃないが惰性でそこまで引っ張れるとは… と、思ったら、 なんとそこから物語が ひ っ く り 返 る んですよ。 『伏線』という表現は、最早甘い。辿って来たストーリーそのものが裏返って、陰に隠れてた部分が一気に暴かれていきます。 引っかかっていた物も気付かなかった物も含めて、たくさんの物語の断片がここに来て全く違った色を見せるのです。 登場人物についてですが、自分はどのキャラクターも可愛げがあって大好きです。本当に憎めない。 個人的には遠子先輩が一番のお気に入りですというか最高ですというか求婚したい 話が脱線しましたが、 本文は読者を絡めとって、揺さぶって、手玉に取って、噛み付いたままグイグイと牽引して行きます。そんな強引な魅力を持っています。 そうして、怒涛のラストスパートでこちらが為されるがままになったでところで、最後の最後に『文学少女』である遠子先輩が、強烈な『理解』と『納得』を叩きつけてくれます。 最後に、 とにかく、読後に物凄く爽快な気分になれます。 是非、一人でも多くの方に、この快感を味わって欲しいです。
すべての“死にたがりの道化”に捧ぐ
“文学少女”というフレーズと美麗なカバーイラスト に食指が動いた人なら読んで損はありません。 主要登場人物は二人。 物語を愛しすぎて、つい食べてしまうということ以外は ごく普通の女子高生(?)である文芸部所属の“文学少女”天野遠子。 そして遠子の後輩で、一見、人畜無害を絵に描いたような人物ではあるものの、 実は昔、天才美少女作家であったりと、訳ありな過去を持つ井上心葉(♂)です。 本作では心葉を語り手に“文学少女”が推理ならぬ 「想像」で事件を解決する様が描かれています。 さて、今回“文学少女”の前に現れるのは“死にたがりの道化”。 そう、「生れて、すみません。」のあの人に魅入られた人々です。 自己を持て余し、他者との距離感に悩む彼らの潔癖さを、いかに “文学少女”が読み解き救っていくのか、是非読んでみてください。 私自身の読後の感想は、うまくまとめすぎて、やや理に落ちるな、というもの。 しかし、逆に言えばそれだけ著者が物語全体を把握し、 隙なく構成しているということであり、完成度は高いです。 脇を固めるキャラクターには、所謂「萌え」系もいますが、 女性作家ということもあり、あまり下品になっていません。 今風の、変にとんがったキャラ付けがされてないのも、個人的にポイントが高いです。 遠子を溺愛する理事長の孫・姫倉麻貴や、心葉に好意を抱いているのに、 素直に接することができない琴吹ななせなど、今後の活躍が待たれます。 とにかく、読書という行為に少しでも思い入れ のある人には手にとってもらいたい一冊です。
野村美月はやっぱり化けたな
デビュー作から数作読んで以来、久々に彼女の作品を読みました。 途中の「うさ恋」とか、なんかちょっとさすがに・・・というタイトル物には手が出ませんでしたので。 中盤まではタイトルにある「文学少女」の必要性をあまり感じられなかったのですが怒涛の最後の展開でその評価はひっくりかえりました。 この事件の「犯人」というか中心人物の気持ちは誰でも一度は感じた事があるんじゃないだろうか。 読後の感想としては野村美月は期待通り化けたな・・・そう感じました。 内容はかなりハードですがそれでも読後感はなんだかやさしい気持ちになれました。

かのこん〈5〉アイをとりもどせ! (MF文庫J)

[ 文庫 ]
かのこん〈5〉アイをとりもどせ! (MF文庫J)

・西野 かつみ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-10
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
かのこん〈5〉アイをとりもどせ! (MF文庫J)
西野 かつみ
カスタマー平均評価:  5
9割おっぱいの話でした。(笑)
内容】9割おっぱいの話で物語はほとんど進みません。 批評】いつもどおりの内容です。 作品の中身はあってないような物ですが これまで読んで付き合っている読者なら のーもんだいで楽しめるでしょう。 今回も エロかったス!!
もっとエッチく
今巻では、葛の葉の刺客として七々尾蓮&藍の双子姉妹が登場して、ちずるの胸がなくなって(小さくなる)しまうお話です。 小さくなって、ラブラブエロエロな部分が無くなるということはなくて、さらにパワーアップします。一線を越える直前の行為アリアリです。 そして、耕太の妹の美乃里の目的と、葛の葉の目的もちょっと明らかになります。 ラブエロOKな人なら、買いです。

かのこん〈4〉オトメたちのヒミツ (MF文庫J)

[ 文庫 ]
かのこん〈4〉オトメたちのヒミツ (MF文庫J)

・西野 かつみ
【メディアファクトリー】
発売日: 2006-07
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
かのこん〈4〉オトメたちのヒミツ (MF文庫J)
西野 かつみ
カスタマー平均評価:  4
何も考えずに読める作品
今回は今までと違い1巻丸ごと使って終わる話ではなく、短編集となっています。 番外的な雰囲気ですが、ちゃんと順番通りに時間が進んでいきます。 バレンタインデー ホワイトデー 卒業式 と、時季を代表するイベントと絡めてストーリーが進んでいきます。 かえる少女の秘密も分かります。 いつものエロエロはメインじゃないので、それはあまり期待しない方が。 エロエロ控えめという事で☆-1 相変わらずこのシリーズは頭を使わないというか、 何も考えず気楽に読める作品です(もちろんホメ言葉

バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)

[ 文庫 ]
バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)

・成田 良悟
【メディアワークス】
発売日: 2003-10
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)
成田 良悟
カスタマー平均評価:  4.5
ガンドール三兄弟がんばる!
「バッカーノ!」3作目です。 タイトルの年号通り、前作の続き。 1作目、2作目に出てきたキャラクター達が 1931年末のNYに集結、さらに新しいキャクターも 暴れだして……さまざまな伏線が ひとつにまとまっていく爽快感は読んでいて実に気持ちいい! ジャズエイジ直後、世界大恐慌中のアメリカをよく調べていて、 「お楽しみはこれからだ!」 の名台詞も憎らしいほど小粋なタイミングで出てきます。 今後もこのノリで作品を発表しつづけて欲しいクリエイターですね。
1931 鈍行編特急編の直後の話
基本的にはガンドールと大マフィアの抗争に薬中チンピラが顔を出し、情報屋が暗躍し、お嬢様が巻き込まれるって感じです。
1931でガンドールと合流した"葡萄酒"も勿論活躍します。当然特急編ほど活躍するわけではないのですが。

情報屋、マフィア、お嬢様、チンピラ。その恋人のそれぞれの生き方、スタイルが違っているN◎VAっぽさが素敵です。
面白いです。このシリーズ
毎回毎回主人公が変わり、誰が主人公だかよくわからない、
そんな作品です。バッカーノは
しかし、決してつまらないわけではありません。
って言うかめちゃくちゃ面白いです。
出てくるキャラが、全員魅力的です。
一人の主人公の物語ではなく
たくさんの主人公の物語が交差していく感じです。
読んでみれば、言ってることが理解できると思います。

自信があります。この作品は、面白い と


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